・ ・ ・ 五行説に拘って ・ ・ ・
まずは、ご存じない方の為に五行説の簡単な説明
をします。
自然界において五行の思想というものがあります。
自然界は、5つの要素で成り立っています。
木(もく)・火(か)・土(ど)・金(ごん)・水(すい)
の流れで循環して、回り相互に影響しあうという
原理のことです。
* 木は火を生じ、火は土を生じ、土は金を生じ
金は水を生じ、水は木を生ずる *
これを「相性(そうじょう)」と言います。
自然の恵みを頂いてる丹波布は、この五行説を
意識しなければいけないんじゃないかなぁー
と思い2年前から、実践しています。
丹波布は草木染めですので、染色するたびに
染液を出した後の草木が出ます。
この草木をごみで捨てないで、干し草や庭の枯れ木や
枯れ葉などと一緒に燃やし、灰を畑に撒いています。
(木は火を生じ、火は土を生じ)
土を肥やす事によって、畑で育ててる染色材料に
なる草花や樹が大きく、彩り良く育ってくれます。
今年も頑張って畝作りです。
鶏糞や腐葉土も撒いて、耕運機でまぜまぜ ♪
結構、重労働ですが意外と楽しいです ♪
後は、土が落ち着くのを待つだけ。
今年で無農薬の畑作りも2年目になります。
後1年過ぎれば、有機栽培の認証が受けられる
ので、せっせと堆肥作りもしているんですよ ♪
(土は金を生じ)
今年の染色用の植物の種は、
棉の種と藍の種と山形県河北町から
取り寄せた紅花の種を巻きます。
紅花の種を、4月中旬頃に種を蒔き10日程で芽が出てきて
今は、ここまで大きくなりました ♪
左の方には、棉と藍の苗を植える為、スタンバイ中!
先輩から、丹精込めて作った棉の種を頂きました。
今年は、愛情がこもったこの種を蒔きます。
我が家の畑には、染色用の樹も育ててます。
びわ・山吹・タニウツギ・くろもじ・ナナカマド等々
庭には、どうだんつつじ・白梅・金木犀・銀木犀
霧島つつじ・とねりこ・くちなし等々、まだまだ
育てたい樹があるのですが、家が森になって
しまいそうで・・・我慢です~。
植物の水は、井戸水を使ってます。
(金は水を生じ)
きっと、いい色を出してくれるでしょう~ ♪