毎年流行語大賞というのが年末に発表されますが、
それをテレビで見ていて「なるほどね」と納得することがあります。
最近は余り面白くなくなってきた様な気もするのですが。
その「なるほどね」と納得するというのは、多分素敵な言葉は、
誰かがそれを口にした時にひとり歩きを始める、
その事に対する納得では無いかと思います。
同じように「布」も充分ひとり歩きをしてくれる布があります。
それはやっぱり織り上がった時に自分でとても満足いく布です。
或いはメンバーから預かった時に同じ技術者として
「シッカリ織られているな」と思える布がそれです。
もう既にひと月ほど前になりますが、
がま口を複数ご注文頂きました。
注文主は50代の若い「おばあちゃん」です。
ご自分でお使い頂くがま口と、お嫁さんにプレゼントするがま口と、
そしてお孫さんにショルダーバッグに見立てて持たせるがま口。
特にお孫さんにプレゼントされるものは、おばあちゃんのコーディネート。
旅立つ「布」がひとり歩きを始めてくれる喜び。
これも「物づくり」ならではの喜びです。
柳宗悦が「用の美」と言った「用」は、使われること。
それは言い換えれば「ひとり歩き」出来る物であり、
思いもかけない物に見立てられる、
そんな事も意味しているのでは無いかと私は思う事があります。
それをテレビで見ていて「なるほどね」と納得することがあります。
最近は余り面白くなくなってきた様な気もするのですが。
その「なるほどね」と納得するというのは、多分素敵な言葉は、
誰かがそれを口にした時にひとり歩きを始める、
その事に対する納得では無いかと思います。
同じように「布」も充分ひとり歩きをしてくれる布があります。
それはやっぱり織り上がった時に自分でとても満足いく布です。
或いはメンバーから預かった時に同じ技術者として
「シッカリ織られているな」と思える布がそれです。
もう既にひと月ほど前になりますが、
がま口を複数ご注文頂きました。
注文主は50代の若い「おばあちゃん」です。
ご自分でお使い頂くがま口と、お嫁さんにプレゼントするがま口と、
そしてお孫さんにショルダーバッグに見立てて持たせるがま口。
特にお孫さんにプレゼントされるものは、おばあちゃんのコーディネート。
旅立つ「布」がひとり歩きを始めてくれる喜び。
これも「物づくり」ならではの喜びです。
柳宗悦が「用の美」と言った「用」は、使われること。
それは言い換えれば「ひとり歩き」出来る物であり、
思いもかけない物に見立てられる、
そんな事も意味しているのでは無いかと私は思う事があります。