昨年6月に、不安満載で「丹の布」をオープンしました。
しかしその後、テレビの取材や新聞取材を受ける度に、
訪問者のみならず仕事に協力して下さる人までが
増えてまいりました。
丹波の中でも一番雪が多い青垣、年末年始は
さすがに来訪者も激減するだろうと思い、
その間作品作りに集中すべく、約3ヶ月間の
お休みを戴きました。
そしてオープン以降の、友人や協力者は言うまでもなく、
おいで戴いた訪問者のアドヴァイスなど思い起こしながら、
思い切ってプチリニューアルを致しました。
いよいよ3月6日、プチリニューアルオープン致します。
そして今回のプチリニューアルに併せて、
民藝運動の先駆け・河井寛次郎系譜の人・河井一喜さん
(河井寛次郎さん・河井武一さんに師事された河井久さんご子息)の
陶芸作品を常設展示させて頂く事になりました。
その一部をオープンにさきがけてご紹介致します。
因みに兵庫県内に河井一喜さんの作品を
常時展示しているお店はありません。
関西圏では京都に2店舗あるだけです。
湯呑み(写真)
しのぎ(作品の表面を削り取って模様にする技法)に
色の変化を楽しめる飽きの来ない素敵なお湯呑み。
仲の良いカップル向きです(*^-^*)
飯碗(写真)
洗練された色使い、使い勝手の良さ、
夫婦円満の食卓に向いてますよ(*^-^*)
マグカップ(写真)
このマグカップでスープを戴く朝。
一日を素敵に始めましょう(*^-^*)
コーンポタージュなんかがとても似合いそうです。
四方壺(写真)
河井寛次郎を偲ばせる四方壺、季節の野花を
楽しめそうです。
小鉢2種類(写真)
しのぎと練り込みの小鉢、お料理の盛り付けを
楽しんで下さい。
ミニ一輪挿し(写真)
愛おしささえ感じる小さな一輪挿し達。
コーヒーカップ(写真)
豊かなコーヒータイムを演出できますね。
「お相手が欲しい」・・・と、コーヒーカップの声です(*^-^*)
スリップウェアの平皿(写真)
気品が漂っています。
私なら白身の魚の薄作り?です。
勿論お酒も要りますね(*^-^*)
或る人に紹介されて、滋賀県の猿子田窯にお邪魔した際、
約束の時間、家の外に出て待って下さっていた河井一喜さん、
一見してすぐその人だと分かる作品そのままの雰囲気を
持つ人でした。
短大で染色を学んだ私は色に対する拘りがあります。
河井さんの色合いは、私が織物で求めている色に
共通したものがあると一人で思っています。
そのせいか、ギャラリー内に展示して何の違和感も
ありません。
河井さんの作品に刺激を受けながら、
織の仕事を継続できる、そんな幸せが今回の
プチリニューアルの副産物かもしれません。
一人でも多くの人に、良いモノに囲まれた
「暮しの贅沢」をお届けしたいと思っています。
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