・・・ 糸紡ぎ ・・・
丹波布は、木綿の糸で織りあげた布。
とても柔らかく、肌に馴染み心地よく
ホッとする布。
そんな布にするには、第一段階の
大切な作業が
あります。
それは、
☆ 糸紡ぎ ☆
これは、「じんき」と言います。
綿の繊維を揃えた綿を「じんき」に
造り変えます。
長さ 約15cm位。
糸紡ぎ
糸車の台車を回しながら、
じんきから綿の繊維を引出し
縒りをかけながら糸を紡いで
縒りがかかった糸だけをツムに
巻きつけます。
縒りがかかりすぎると固い糸になり、
弱すぎると切れやすい糸になります。
柔らかく、強く、均等な糸にするのが
・・ 職人の技 ・・
ツムに巻きつけた糸を「かぶら」と
言います。
それが、こちら
・
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3個の「かぶら」が約50g
かぶらの作り方にもコツがいります。
1個のかぶら約17gを紡ぐのに
要する時間は約1時間。
これも、紡ぎ手、糸の太さによっても
要する時間は変わります。
たとえば、
帯1本に使用する糸は、かぶらが
約36個必要になります・・
(^^;)
かぶら3個をかせ上げ台に巻き、
「かせ」にします。
↓
「かせ」にした時、糸の良し悪しが
一段と分かり、丹波布の仕上がり
に影響して来ます。
☆
☆
☆
糸を紡ぐ時、糸車の台車の音が
シャー シャー と
部屋に鳴り響き、心が穏やかに
満ち足りた気分になる。
糸車と一体となり、暖かく
光沢の帯びた糸が
紡げて行く。
☆
☆ 私の大切な時間 ☆
☆
心
♡ 大切にしたい ♡
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