作業工程 Part1
丹波布を織りあげて行く前には、
いろんな工程があります。
ここで一部紹介します ♪
整経
草木染めをして糊付けした経糸を
経枠に巻いて、縦縞デザインの
通りに糸を取り、整経台に張って
行きます。
☆
今回は、長さ約7m 糸本数616本
を整経しました。
☆
1本でも間違って糸を取ると織柄に
影響するので、とても緊張!
疲れます~。
整経が終わると、仮筬通しをして
ちきりの作業に入ります。
ちきり作業は、整経で弛んだ糸
・絡んでる糸を整え、ちきり箱に
巻いて行きます。
ちきり箱に巻いた経糸は、織機に上げ
綜絖に通して行きます。
☆綜絖通し☆
綜絖の役目は、機織りの時に経糸を
上下させる開口役です。
綜絖枠2枚にワイヤーヘルド
308本×2枚=616本の経糸を
ワイヤーヘルドに通して行きます。
☆筬通し☆
綜絖通しが終わると、次は筬通しに
入ります。
糸に負担がかかり難い竹筬を使用。
筬は、格子になっていて格子の間
に2本の経糸を通して行きます。
・・・ 竹筬 ・・・
この竹筬も技術者が減り、一旦
生産Stopになっていました。
後継者育成に尽力されたお蔭で
昨年から生産が始まりました。
とても有難いです~☆
筬に通した経糸をピーンと張る為、
布と結びます。
杼は、ヨコ糸を通す操作に使います。
杼にヨコ糸を巻いた管を取り付けて、
いよいよ、織り開始!
◇
整経から織始めまで、約4日間
の日数がかかりました。
◇
☆ 続きは、次回お楽しみに~ ☆
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