2016/03/29

丹波布☆ストール&ショール展


・・・10日間の展示会を終えて・・・

 

 
浮かれたり有頂天になっている、と誤解を招かないように気をつけながら、

今回のフェアにおいで下さった皆さんや手伝って下さったメンバーへの

お礼を兼ねて結果レポートです。

結論を一言で言えば、工房でのフェアとしては一番良く売れました。

その原因は何なのか? 冷静に正しい現状分析が必要なのだと思います。

ひとつには間違いなくリピーターが増えました。

また、工房をオープンして以降、

工房を通じてお知り合いになった人との関係が深まり、

その人達が自分の友人達を連れて顔を出して下さると云う事が有ります。

その場合は、友達の顔を立てて買って下さると云う事も有るでしょうが、

元々丹波布に興味を持っている人を選んで

連れてきて下さっていると云う事が考えられます。

技術的な問題としては、丹波布の四つの約束事を守りつつ、

大胆に季節に見合ったデザインと織り方を試みたのが、

或る意味で意外性を提供できたのかも知れません。

他の技術者にチョット申し訳無いのですが、

11枚売れたストールのウチ10枚は私の織り上げたものでした。

もちろん、自分の物を積極的にセールスするなどと云うことはしていません。



もしそんな事をしていたら、

常駐して下さったメンバーの気持ちを白けさせる結果にも成るでしょうから。

おいで下さった方の好みをそんなに誘導できるものでもありませんから。

但しストール以外では他の技術者の物も少なからずお買い求め頂きました。



河井一喜さんの陶器類も、

リピーターが目的を持って買いに来て下さったり、

表具師太田嘉久さんとのコラボ額に

目を止めてお買い求めて下さった方もあります。

もぉ何もかも本当に感謝!感謝!です。

そして張り合いが出ると同時に、

尚一層、毎回期待を裏切らない仕事を心がけて


精進していかなければ!と身が引き締まる思いです。

来月からは近しい人達に声を掛けて、

民藝に関する「ワンコイン勉強会」を月に二回開催することにしました。

勉強会の様子なども、ブログかFacebookでご報告します。

Facebookで宣伝して下さった方や、

情報をシェアして下さった方、何度も足を運んで下さった方や、

我が事のように手伝って下さった方々、

一々名前を挙げませんが、本当に有り難う御座いました。