2016/09/14

丹の布・・・工房の充実

 
無謀?にも、丹波布工房&ギャラリー「丹の布」を開設して2年半。

それでも漸く機(ハタ)も二台、インテリアも丹波布工房らしく、

自分好みに整ってきました。




また複数回工房においで下さる人や、

繰り返し纏まった注文を下さる方も増え、

最近は月に一度の『勉強会』も開催できるようになりました。

河井一喜さんの食器を常設して、

それを求めておいで下さるお客さんも増えてきました。

そして、フェアも確実に年に二回開催できています

(表具師の太田さんの協力があっての事ですが)。

関係する皆さんに感謝!感謝です!



工房の充実に伴ってスタッフも整い、

ほんの少しですが仕事をこなしていくスピードも

効率も上がってきたように思います

(そういう事を計画的に進めるのが苦手なんですけど)。



法事の粗供養に!と云う注文は二回目ですが、

今回はテーブルクロスをご注文頂きました。

しかし、他の仕事との関連で期日までの納品が厳しいと判断し、

今回は私がデザインだけを担当し、染色と織りを、

今年から専修生になった新しいスタッフの一人小川陽子さんに御願いしました。

染色も織りも、私のデザインを見事に活かす素敵な仕事をしてくれました。




勿論納品日も余裕を持って迎えられます。

唯の技術者の集まりでは無く、

分担して一つの仕事を仕上げられるのが、民藝としては寧ろ理想。

この調子で頑張らなきゃ!と、


織り上がってきた24枚のテーブルクロスを眺めながら決意新た!です。