2013/02/16

作業工程お見せします<Part1>

  作業工程 Part1
 
丹波布を織りあげて行く前には、
 
いろんな工程があります。
 
ここで一部紹介します ♪
 
 
 
整経
 
草木染めをして糊付けした経糸を
 
経枠に巻いて、縦縞デザインの
 
通りに糸を取り、整経台に張って
 
行きます。
 

今回は、長さ約7m 糸本数616本

を整経しました。

 
 1本でも間違って糸を取ると織柄に
 
影響するので、とても緊張!
 
疲れます~。
 
 
 
整経が終わると、仮筬通しをして
 
ちきりの作業に入ります。
 
ちきり作業は、整経で弛んだ糸
 
・絡んでる糸を整え、ちきり箱に
 
巻いて行きます。
 
 
 
 
ちきり箱に巻いた経糸は、織機に上げ
 
綜絖に通して行きます。
 
 
☆綜絖通し☆  
 
 
綜絖の役目は、機織りの時に経糸を
 
上下させる開口役です。
 
綜絖枠2枚にワイヤーヘルド
 
308本×2枚=616本の経糸を
 
ワイヤーヘルドに通して行きます。
 
 
 
☆筬通し☆
 
 
綜絖通しが終わると、次は筬通しに
 
入ります。
 
糸に負担がかかり難い竹筬を使用。
 
筬は、格子になっていて格子の間
 
に2本の経糸を通して行きます。
 
・・・  竹筬  ・・・
 
この竹筬も技術者が減り、一旦
 
生産Stopになっていました。
 
後継者育成に尽力されたお蔭で
 
昨年から生産が始まりました。
 
 
とても有難いです~☆
 
 
 
 
 
筬に通した経糸をピーンと張る為、
 
布と結びます。
 
 
 
 
 
杼は、ヨコ糸を通す操作に使います。
 
杼にヨコ糸を巻いた管を取り付けて、
 
いよいよ、織り開始!
 
 
 
整経から織始めまで、約4日間
 
の日数がかかりました。
 
 
☆ 続きは、次回お楽しみに~ ☆
 
 
 
 
 

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